二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスが原因で、大きな問題となっている地球温暖化──。
地球の気温が上がると、海水面が上昇して島や低地が水没する、水不足や水害で大きな被害を受けるなど、さまざまな問題が心配されています。
この地球温暖化に歯止めをかけるため、注目されているのが森のチカラ。
森は温室効果ガスのCO2を吸収するだけでなく、木が根を張ることで沢山の水を蓄え、土砂崩れなどの自然災害も防ぐことができます。
また森は、微生物や動物の生態系を守り、私たちに「木材」という貴重な資源も提供してくれます。

若い木はたくさんのCO2を吸収しますが、年をとるほどCO2の吸収力は低下します。そこで、年をとった木は伐採して木材として利用し、代わりに若い木を植えて育てればより多くのCO2を吸収します。そうすることで森林全体のCO2吸収力を高められるのです。
また、伐採した木は建築資材などの形で利用すればCO2はそのまま木材の中に固定されます。その後、燃料として利用しても、木と言う固体から気体に形が変わるだけでCO2の量は変りません。これが石油燃料との大きな違いであり、木がエコロジーだと言われる最大の理由なのです。
もちろん木の伐りすぎはいけません。適度に伐採した後、再び木を植えて育てるという循環が欠かせません。

日本で使われる木材の約80%は、実は海外からの輸入品です。しかもその中には海外で違法伐採されたものも含まれています。一方、日本の森林は手入れが進み十分利用できるまでに木が成長していますが、輸入木材に押され需要が極端に減少しています。そのため日本では木を伐り、植林して育てるというサイクルが成り立たず、森は手入れされず荒廃が進んでいます。
最近は大雨、台風による洪水、土砂崩れなどによる大きな自然災害や、夏場の水不足が報道さていますが、これは森の手入れが十分でないことも原因なのです。
計画的に日本の森の木を活用することが、私たちの生活を守ります。

家を建てるときなどに是非思い出していただきたいのが「地材地消」という言葉。地元の木を利用し、植えて育てるサイクルが確立すれば地域全体がもっと素晴らしくなります。
- 『その地域の木材が、最もその気候に適している。』と言われており、建築に利用すれば丈夫で長持ちします。(価格も外国産材とほとんど変りません。)
- 国内、それも地元の木材を利用すれば運搬時のCO2の排出量はごく僅かで済みます。木材は体積が大きく重量もあり運搬が容易ではありません。海外など遠くから運べば運ぶほど、石油燃料を使い大量のCO2を排出します。
- 山の手入れが行き届くと土砂崩れなどの災害が減ります。
- 森が豊富に水を蓄えるので都会の水不足が防げます。
- 山の豊富なミネラルが川を通して海に運ばれ、海も豊かになります。
あなた様が奥三河の木を利用されることには、地域の環境と暮らし、子供たちの未来を守ると言う大きな意味があるのです。どうぞ、ぜひ奥三河の木を利用してください。






